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萩原浩「月の上の観覧車」  [読]

若いころは、それがどんなに相手のことを思っていることだとしても、結果は自分が生きることで精一杯になる。
そして、気がつけば大切なものをなくしている。
8編の哀しい物語なのに、一筋の光が残る。いずれもしっとりとした佳作だが、マジシャンと孫を書いた「上海租界の魔術師」が特に印象深い。

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