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デズモンド・モリス「フクロウ その歴史・文化・生態」 [鳥]

世界には8,000種以上の鳥類がいるとされ、その内フクロウは約200種に分類されている。そして、日本では11種が記録され、私が見たのは未だ2種類に過ぎない(涙)。
本書は、副題が示すとおり、フクロウについての現在の知見が述べられている。フクロウは、その人間に似た顔と夜に活動することから、賢者と悪魔の相反する象徴として扱われてきたという。森林破壊により絶滅が心配され保護活動が進められている中で、未だに開発途上国では邪悪な存在として殺され続けているらしい。信じがたい話だが、これが現実ということなのだろうか。
フクロウは芸術家にも魅力的なものらしく、最古のものはフランスの洞窟で発見された3万年前の壁画だそうで、現在までの絵画や工作品などたくさんの写真が挿入されていてうれしい。
一つだけ不思議なのは、寿命に関する記述がない。一体どういうことなのだろうか。

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