柚月裕子「最後の証人」 [読]
雨の夜、塾帰りの息子が轢き殺された。
加害者は、信号無視で飲酒運転だったのに、刑事訴追されない。理由は警察関係者だったからだ。
絶望の淵から両親の復讐が始まる。事件の顛末と裁判の様子が平行して書かれていくが、最後まで結末を悟らせない。
柚月の新作「検事の本懐」ですっかり気に入った、佐方貞人が既に弁護士に転身している前作になる。こういう男を設定する女流作家というのは、どういう精神の持ち主なのだろう。続編を読みたい。
加害者は、信号無視で飲酒運転だったのに、刑事訴追されない。理由は警察関係者だったからだ。
絶望の淵から両親の復讐が始まる。事件の顛末と裁判の様子が平行して書かれていくが、最後まで結末を悟らせない。
柚月の新作「検事の本懐」ですっかり気に入った、佐方貞人が既に弁護士に転身している前作になる。こういう男を設定する女流作家というのは、どういう精神の持ち主なのだろう。続編を読みたい。
2012-10-01 21:32
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