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安部龍太郎「等伯」 [読]

安土桃山時代に、国宝「松林図屏風」を描き、狩野派と並び立った絵師の長谷川等伯を書いた小説。
一流の絵師になるために能登を離れ、上洛する。 信長に追われたり、狩野派との対立、利休や秀吉の登場、子どもの成長、家族の死など次々とドラマチックな出来事が展開するのだが、いまひとつ盛り上がりに欠けるのはなぜなのだろう。
読後、感動しない。事件ごとに同じような記述になる、ぶつ切りの一行書きが多い、関係のない食べ物の話があるせいだろうか。
もっとも、直木賞受賞作なのだから、こちらの読み方が足りないのでしょうね。

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