SSブログ

辻原登「冬の旅」 [読]

とてもつらいが、読み応えのある小説だった。
母子家庭に育ち、苦労して職を得て、幸せな家庭生活を手に入れた男が転落していく。
阪神淡路大震災を背景に、大阪、和歌山のなじみの場所で展開されていくのも、身につまされる理由の一つかもしれない。
初めて読んだ人だが、1945年生まれというのも驚く。

huyuotabi.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0