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百田尚樹「海賊と呼ばれた男」 [読]

子どものころ、田舎にあったガソリンスタンドは出光興産のアポロだけだった。
国際石油資本に対抗して一代で石油販売会社を興した男、出光佐三の生涯を書いた。なんといっても戦前戦後の事実が背景にあるから、はらはらどきどき、一気に読まされる。
味方の側に悪人が出てこないので、すこしのっぺりした感じは残るが、面白い。つくづく、人は大事に育てること、自分は必死に生きることの大切さをあらためて教えられる。
それから、イランがとても身近に感じられるようになった。これまではサッカーの強敵と、石油をちらつかせる胡散臭い国だと思っていたのだが。

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