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映画「太秦ライムライト」 [観]

名前は知らなくても、時代劇の派手な斬られ役といえば多くの人は知っているだろう。その福本清三がその役のままで主人公になった。チャップリンの日本版だ。
一人で斬られる稽古をする福本に、女優志望の少女が殺陣を教わりに来る。やがて少女はスターになり、福本は時代劇の終焉と共に最後の出演を迎える。
福本は斬られるだけではなく演技もすばらしい、とはお世辞にも言えない。でも、脚本がよく、普段は主役の人たちが脇を固めていて、しみじみと味わい深い。
「どこかで誰かが見ていてくれる」とは福本の自伝らしいが、人は死ぬまで努力だなあ。

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