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河﨑秋子「颶風の王」 [読]

明治の初め、東北の山奥に生まれた私生児が根室に入植する。そのとき、1頭の丈夫な馬を伴っていた。その青年から数えて四代目の娘が、その馬の末裔に会いに行く。
青年の母が馬に助けられて生き延びたところから、娘が馬に魅せられるまで、一族と道産子の話が綴られる。
しみじみとして、読後とても気持ちがいい。颶風とは、古い気象用語で、強く激しい風のことという。

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