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梯 久美子「愛の顛末」 [読]

著者が好きだという文学者について、彼らの生涯に大きな存在だった異性との交友を書いた本。
添い遂げられなかった人、一人を取りあった人、三人の妻を持った人、憎しみに生きた人。
人生いろいろとはよく言ったものだが、決してスキャンダラスなものではなくて、彼らの生き様が尊敬を持って書かれている。
とりあげられているのは、小林多喜二、近松秋江、三浦綾子、中島敦、原民喜、鈴木しず子、梶井基次郎、中城ふみ子、寺田寅彦、八木重吉、宮柊二、吉野せいの12人。
初めて知った名前もあった。

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