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恩田陸「蜜蜂と遠雷」 [読]

ピアノコンクールに出場する若者たちの物語。内外の天才少女、天才少年に加え、夢破れ一度は会社勤めを始めた青年の挑戦もある。
音楽もうとくて、出てくる曲名はさっぱり分からないけれど、コンクールの雰囲気や音楽家たちの気持ちがよく分かるように書かれていて、共鳴できる。
作者の力量なのだろう。先日、この作品で直木賞を受賞したのも納得する。

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