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山川徹「国境を越えたスクラム」 [読]

ラグビーの日本代表チームが1930年に初めて結成されたとき、台湾出身の留学生が出場していた。その彼は4年後には日本代表の主将を務める。そして、今の主将リーチマイケルはニュージーランド出身だ。
この本は副題のとおり、日本代表になった外国出身の選手たちについて書かれている。これを読むと、彼らが「日本」の代表にふさわしいことがよくわかる。
我が国は古代から外国の文化を取り入れて発展してきた。スポーツでも同じだ。素敵な文章があったので書いておく。
「組織や地域の風土をつくるのは、土の人と風の人だといわれる。土の人は、土地や組織に根ざして文化や慣習を守り、受け継いでいく。一方の外部から入ってくる風の人は、新たな価値観や考え方をもたらしていく。」
さあ、次戦は明後日、相手は最強アイルランドだ。行け!
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