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池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」 [読]

6月に出版されてすぐに予約して、ようやく順番が回ってきた。ただ、南アフリカに負けた直後だったのが少し残念。
社会人ラグビーで、存亡の危機に瀕した弱小企業チームを立て直す物語。勤め人の苦労と選手の浮き沈みが絡み合う筋立てで、一気に読めてとても面白かった。
フィクションとはいえ、現在の日本ラグビーフットボール協会の運営を痛烈に批判していて、それも愉快。ワールドカップの盛り上がりをぜひ今後も継続できるよう取り組んで欲しいものだ。

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