SSブログ

佐々木譲「抵抗都市」 [読]

1910年代の架空都市・東京。来日したロシア皇太子暗殺未遂事件をきっかけにロシアの属国となっている。
川で身元不明の死体があがる。日露戦争から復員して警視庁の刑事となった男が、地元警察署の老刑事と共同で捜査に当たる。
ロシアの支配から独立しようとする複雑な背景の中で、刑事たちは被害者がスパイであることを突き止め犯人に迫る。
壮大な設定だが、最後はただの捕物帖で終わってしまい、いまいち物足りなかった。

resistancecity.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。