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映画「わが母の記」 [観]

子どものころ両親と一緒に暮らせなかった文豪が、父親の死を機に、母が老いていくことと向き合うことになる。
親に捨てられた、という想いをぶつけようとするが、痴呆が進み家族のことはわからない。それでも、死が近くなったとき、子どもの思い出は忘れていなかったことが明らかになる。
まあ、それだけの映画だ。暮らしぶりへのやっかみが入ってしまった。
しかし、樹木希林の恍惚ぶりは絶品だ。こんなに上手い役者だったとはなあ。

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