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コウノトリ見たあ [鳥]

昨日7日は野鳥の会のタカ渡り探鳥会だった。肝心のタカはさっぱりだったのだが、何とコウノトリが見られた。それも6羽も!
場所は和歌山県かつらぎ町の紀ノ川は中流域、午後2時頃、6羽が川の上を帆翔した後、上流へ東へ飛び去った。双眼鏡の距離ではなく、望遠鏡でもかろうじて鳥の特徴が分かる程度だったが、なんといっても6羽という数がネックになった。これまで観察記録があるのは、兵庫県豊岡から放鳥された個体や野生個体もほとんどが1羽だった。最初は「ツルだ」という声も出たほど、にわかには信じがたい。
半信半疑で探鳥会は終了したのだが、幸運にも当日は日本バードレスキュー協会の理事長さんが参加されていた。本日、コウノトリの郷公園に確認を取っていただいたところ、10/3に一山越えた北の大阪府和泉市で7個体が確認されており、そのうちの5羽は脚環から今年生まれの幼鳥であったこと、前日10/6まで和泉市で観察されていたが、その後行方不明になっているとのことだった。
これで間違いない。うれしい、まさかこんなところで見られるとは。つくづく思い込みはいけませんねえ。

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