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がんばれイチロー [思]

また野球のシーズンがやってきた。
日本ハムの高卒ルーキー、大谷二刀流が開幕スタメンでヒット、打点という素晴らしいスタートを切ったらしい。
日本のプロ野球も面白いけれど、やっぱり大リーグが気になる。特にイチロー。白鵬も復活したし、ぜひがんばって欲しい。新聞に頼もしいコラムが載っていた。半年間、楽しませてもらおう。
斉藤王子も早く直して出てこいよ。

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蓮池薫「拉致と決断」 [読]

北朝鮮に拉致されたご本人が当時や彼の地での思い、暮らしぶりを書かれたものである。
2002年10月に、子どもを人質に取られたまま、帰国した彼らの表情が喜びいっぱいではなかったこと、口ぶりが重かったことがよく分かる。
「問題は拉致を指令し、それを実行した人たちにある」として、一般民衆の貧しい生活には同情を寄せ憎しみを持っていない。これは救出活動における大切な視点なのだろう。
他の被害者についての言及がほとんどないのは、救出活動に影響が出るのを恐れているからだと思われる。

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映画「相棒シリーズ X DAY」 [観]

テレビ「相棒」は欠かさず観ている。その中の脇役達を主人公にして映画が作られた。
古株の伊丹一徹刑事と、新参のサイバー犯罪捜査官が銀行員の殺人事件を担当して、新しいコンビができた。
近い将来、日本の財政が破綻するのを見越して、役人と銀行が金融機関のシステムが麻痺するシミュレーションを行おうとする。その計画をネットで暴露する銀行員が殺される、というような筋だったか。よく分からないけど。
分からないといえば、アベノミクスというのは本当に大丈夫なのだろうか。

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優勝インタビューで黙祷 [思]

白鵬が春場所の優勝を全勝で飾り、全勝記録では故大鵬を抜いた。
NHKのインタビューで「恐縮だが光栄」と語った後、「お願いがあります」と観客に大鵬への黙祷を申し出た。テレビで見ていて、思わず胸が詰まった。震災のときの支援活動にも感銘を受けたが、これは大変な横綱を得ているのではないか。
もう全盛期は過ぎた、日本人ではないから、などと冷めた感じで見ていたのが恥ずかしい。こうなれば大鵬のすべての記録を破って欲しい。

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村上龍「55歳からのハローライフ」 [読]

初老期に入った男女の物語。
定年になった夫に愛想を尽かした女、リストラされホームレスに怯える男、大企業を定年になった男、夫よりペットが大切になった妻、独り身のトラック運転手の5編からなる。
少しは参考なるようでもあり、まったく的外れのようでもあり、結局自分の道は自分で見つけるしかない。当たり前か。

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坂の上の雲 [遊]

最終日は松山城。
天守閣には昇らずに裏手に回ると、何やらどこかで見た雰囲気の場所に出た。さりげなく小さな写真の看板が置かれている。
NHKドラマ「坂の上の雲」の冒頭を飾ったシーンが撮られた場所だった。喜んでポーズをとってみたものの、もちろん阿部寛達には比ぶべくもない。当たり前か。
道後温泉本館は中まで入らず帰路につく。

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愛媛でコウノトリ [鳥]

四国旅行の帰り、愛媛県でコウノトリを見た。ラッキー。
道路脇から大きな鳥がカラスに追われて舞い上がった。一瞬アオサギかと思ったら、何とコウノトリ。
高速道路だったのでクルマを止める訳にはいかず、残念だった。ちょうどお昼頃、白い首に黒い翼、大きさから他に見間違う鳥も思い浮かばない。
帰ってからネットで目撃情報を探したが見つからない。豊岡で放鳥した個体か、それとも飛来した野生のものだろうか。

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ひや天おろし [食]

香川県に行ったら、うどんは外せない。
昨日は雨で昇らなかった四国タワーから瀬戸大橋を眺めた後の昼食だ。入った店は「おか泉」。宿でもらった「うどんマップ」の中から、行程に近い店がネットにも出ている店と一致して、ここに決定。
器からはみ出るエビ天2匹と大根おろしが入っていて、冷たいだしをぶっかける。うまい、満足。ビールを飲めなかったのが心残り。

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こんぴらさん [遊]

クルマで四国へ行った。二泊三日である。
初日は生憎の雨となったが、瀬戸大橋を通って金刀比羅宮へ。海の神様ということで、堀江謙一が航海に使ったアルミ缶のマーメイド号も奉納されている。
長い階段は785段。悩む(786)手前に設定しているそうで、人生あまり悩まないようにとの教えらしい。

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ご苦労さま、侍ジャパン [思]

朝からテレビにかじりついて応援したが、無念、残念。
プエルトリコに準決勝で敗れ、WBCの3連覇はならなかった。1次ラウンドから続く、ハラハラどきどきの試合展開だったが、9回裏もランナーを出しながら、とうとう追いつけなかった。
能見が打たれた2ランは痛かったが、3失点ではピッチャー陣に責任はない。1点追い上げた8回に、走塁ミスか采配ミスかわからない、惜しい逸機はあったが、結局あれだけチャンスがありながら打てなかったことに尽きる。
恥ずかしい試合をした訳ではない。胸を張って帰ってこい。

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映画「フライト」 [観]

尾翼が壊れて操縦不能になった旅客機を、奇跡の操縦で不時着させた機長はアル中だった。
機体の不備や操縦技能の優劣よりも、機長が機内でも呑んでいたのではないかが事故調査委員会の焦点になる。
仲間の必死のカバーで事態は収束に向かうはずだったが・・・。
身につまされるなあ。

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朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠2」 [読]

震災から2年経った。復興は進んでいないといわれ、何の力にもなれない。
朝日新聞が原発事故のフクシマについて地震の年の10月から検証記事を連載しており、いまも続いている。その第2分冊目である。論評は押さえて、取材した記事を淡々と載せている。やはり原発は無くさなければならない。
後書きに読者の便りが紹介されていて、力づけられた。

「毎日の朝日新聞の記事の中、この連載だけは毎日切り抜いて、拝読しております。『原発事故』に対して、私は何一つ、その被害者(直接の被害者)に、協力も、支援もできず、心苦しい思いで日々過ごしております。そんな中で、せめてこの記事だけは拝読して、被災で苦しまれている皆さんのことを知りつつすごそうとしております。ただ、小生の心の中だけでの、被災者に対する応援であります」

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初ツバメ [鳥]

ウグイスの初鳴きと共に、春告げ鳥として、ツバメを初めて見る日が待ち遠しい。
本日午後1時半頃、大阪府河内長野市の中心を流れる石川で2羽を見た。震災の日だが、東北まで行くのはもう少しかかるだろうか。
我が家で子育てをしてくれたのは随分昔のことになってしまった。なんとかもう一度来てくれないものか。

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映画「ゼロ・ダーク・サーティ」 [観]

アメリカが9.11テロの首謀者とされるビンラディンを殺害した記録映画のようなもの。夜中の0時30分をこう呼ぶらしい。
居場所を突き止めたのがCIAの若い女性、という設定でフィクションし立てにしてあるのだろうが、何とも生々しい。
「スパイ大作戦」や「ダイ・ハード」のように楽しむ、というわけにはいかない。

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山田宗樹「百年法」 [読]

人類の夢か、人間が老化しない方法が発明される。
ところが、事故や不治の病でしか死なないため、社会は活気を失い経済は停滞する。
そこで、後輩に道を譲るため、100歳になると安楽死する法律が定められる。しかし、死にたくない人間は多い。政治家が特例法で逃げるのをはじめ、不法な拒否者が反政府勢力となって抵抗する。
使命感に燃えた首相が法律を施行しようとしたとき、予想外の事態となって日本は崩壊の瀬戸際になる。
このとき救世主になったのは不老化処置を受けていない生身の人間だった・・・。
あまりにも突飛な話でイマイチかな。こちらのアタマが固いのか。

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映画「ジャンゴ 繋がれざる者」 [観]

何と懐かしいマカロニ・ウエスタンの復活だ。音楽はもとより、あのフランコ・ネロまで出演してる。
奴隷制時代のアメリカで、売られた女房を取り戻しに行くジャンゴの話だが、とにかく撃ちまくる。ドイツ人の賞金稼ぎに助けられ、相棒になり、女を助けだす。
アメリカには触られたくない歴史なのだろうが、映画はお構いなし。とにかくぶっ放す。スカッとする。ディカプリオの悪役はイマイチだが。

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滝畑ダム探鳥会 [鳥]

今日は河内長野野鳥の会の探鳥会。
大阪府の南河内地方に上水と農業用水を送るために造られた多目的ダムにオシドリがやって来る。
100羽近く越冬した年もあったのだが、近年は激減していた。ところが今年は、1月には35羽が来ているとのことで、久々に探鳥会が行われることになった。
少し遠いが、湖面を泳ぐ10数羽のオシドリを全員がゆっくり見られて良かった、良かった。

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