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辻原登「冬の旅」 [読]

とてもつらいが、読み応えのある小説だった。
母子家庭に育ち、苦労して職を得て、幸せな家庭生活を手に入れた男が転落していく。
阪神淡路大震災を背景に、大阪、和歌山のなじみの場所で展開されていくのも、身につまされる理由の一つかもしれない。
初めて読んだ人だが、1945年生まれというのも驚く。

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