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柚月裕子「検事の死命」 [読]

国会議員から検察上層部に圧力がかかる。後援会長の身内が電車内の痴漢容疑で逮捕されたことに対し、冤罪だとして不起訴にするように迫る。被害者は二度の補導歴を持つ女子高生。
しかし、担当となった若き検事、佐方貞人が検事生命をかけて起訴する。
青臭い話しなのだが、こみ上げるものがある。前作「検事の本懐」を読んで、いつか続編が出ないものかと思っていた。期待に背かなかった。

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