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映画「アメリカン・スナイパー」 [観]

イラクとの戦争で160人以上を狙撃したという男の話。実話だという。
アメリカの戦争映画は自己を正当化するばかりのものが多いので、これもまったく期待しなかったのだが、予想外の出来映えだった。
兵士の苦しみがとてもよく描かれている。クリント・イーストウッドは監督としてもたいしたものなのだ。
戦争の地獄は今も世界で続いている。

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河内長野ボランティア・市民活動フェスティバル2015 [鳥]

河内長野市で活動している団体が集まって活動内容を紹介するフェスティバルが今年も行われた。
全部で60団体が集まった。展示のスペースもとても狭い。
「スタッフ集合の場ではなく、来場者が気兼ねなく展示物を見ることができる」というのが、展示会場の基本コンセプトだったが、どうしても身内の集まりになってしまう。
それでも、用意したパンフは30部ほど出たのでよしとしよう。

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宮部みゆき「負の方程式-文庫版ソロモンの偽証6」 [読]

宮部みゆきの感動作「ソロモンの偽証」が文庫化されるにあたり、主人公の中学生藤野涼子の20年後が「負の方程式」として書き下ろされ、最終巻に収録された。
やはり弁護士として活躍していて、懲戒解雇となった私立中学の教師の代理人である。一方、解雇の原因になった事件に関係した、中学生の保護者の相談役に雇われたのは、あの杉村三郎だ。「ペテロの葬列」をはじめ、人のこころの奥の闇に目をこらす男。
二人が協力して事件の真相が明らかになる。どちらの個性も強調されながら、すばらしいコラボの短編になっている。
やはり杉村三郎は探偵になったのだ。新作がまちどおしい。

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8の倍数 [思]

帯状疱疹に罹った。子どものときに水疱瘡になり、老いて同じ目に遭うらしい ^;^;
左の肩から側頭部に違和感を感じたのは2週間ぐらい前になるか。最初は肩こりか、偏頭痛か、頸椎ヘルニアが再発したかなんて思っていた。湿布薬を貼ってみたが効き目はなく、かえってかぶれたように湿疹が出て、あっという間にできものが拡がった。骨が痛い。
〇〇酒のCMに、男の変調は8の倍数の歳に起きるというのがあったなあ。先月はインフルエンザにやれたし、今年はあとどれだけエラい目に遭うのだろう。

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梅が咲いた [思]

ほったらかしの梅に花が咲いた。
若い頃は、花といえば桜で、梅の花など気がつかなかった。まだまだ寒いが、もう春は近い。
この木はいつもスズメが集団で休憩していく。もう少し肥料をやって大事にしなければなあ。

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団体さん、いらっしゃ~い [鳥]

水場を修繕した。破れて水がたまらなくなったビニールを取り替えただけだが ^^;
最初に来てくれたのはスズメのご一行様。入れ替わり立ち替わり、30羽以上が使ってくれた。なんだか、とてもうれしかった。
ミカンはヒヨドリが占領しているが、隙を見てメジロがやってくる。憎ったらしいヒヨドリだが、せまい籠に入れてメジロ専用にするのも気が引けるしなあ。

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ピエール・ルメートル「その女アレックス」 [読]

ミステリー賞総なめ、という宣伝につられて読んだが、まったく異議なし。文句なしに面白い。
若い女性が誘拐される第1部。事件が展開される2部。そして、全容が明かされる3部からなる。
事件の経緯と、それを追う警察の動きが交互に書かれる。各章が短く、ハイテンポで読みやすく引きずり込まれる。
ただし、第3部は最初からゆっくり読まなければならない。読みやすさにつられて一気に読んでしまったが、もう一度読み直す羽目になった。それでも、結果が分かっていながら、いやそれだからこそ納得した。
事件自体もさることながら、それを追う刑事たちがとても魅力的だ。久しぶりに自分で買ったかいがあった ^^;

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天野街道探鳥会 [鳥]

河内長野野鳥の会の探鳥会に行ってきた。女人高野の天野山金剛寺から寺ヶ池まで8kmほど歩いた。
この時期に毎年実施される定例の楽しいコースで、出だしは少なくて心配したが、最終的には今年も観察種は43種になった。
オオタカ、ハイタカ、ノスリが何度も見られ、ビンズイやカシラダカ、ジョウビタキなどの冬鳥、カモ類を楽しんだ。極めつけはヒレンジャク。何と電線に1羽だけ止まっている。はぐれたのかな。

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