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池澤夏樹訳「古事記」 [読]

子どものころに歴史で習って、その存在だけを知っていた日本の神話集を読んだ。
イザナキとイザナミの子作りの話から、アマテラスの神隠れ、因幡の白ウサギ、ヤマトタケルの冒険など、なるほどとても面白いものだったのだ。
戦後教育の中で胡散臭いものとして扱われてきた書物だったし、原文で読むのはとても無理だったから、手にすることはあるまいと思っていた。。
好きな池澤夏樹が現代訳をしたということで読む気になり、大いに得をした。いや、知らずに今まで損をしたというべきか。

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