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国城神社詣で [鳥]

和歌山県橋本市の紀ノ川左岸に標高552メートルの国城山(くにぎさん)がある。
その頂上すぐ下に、大和時代に創建されたと伝えられる、国城神社がある。かつて周囲はうっそうと茂っていたらしいが、1998年に襲来した台風でなぎ倒され、眼下に紀ノ川を見下ろす眺望のすばらしい場所になった。
そして、この上空を秋にタカが集団で渡っていく。日本で繁殖したサシバやハチクマが越冬のために東南アジアへ旅立つ。ちょうどここが、愛知県伊良湖岬から飛び立ったタカが伊勢湾を横切り、紀ノ川筋を下って四国へ向かうルートに位置する。
2001(平成13)年から通い出していて、2012(平成24)年10月6日に1,600羽、2011(平成23)年10月4日には少し下流の対岸で2,200羽が記録された。ただし、どちらも見ていない(涙)。
今年も4日訪れたが、いい目は見なかった。消化不良のシーズンだった。
        *
9月28日(月)13:00-15:30 0(1羽も見られず!)
9月30日(水)11:30-15:00 サシバ24、ハチクマ1
10月4日(日)09:00-14:45 サシバ70、ハチクマ1、ノスリ2、
                    オオタカ1、ミサゴ1、ハヤブサ1
10月6日(火)10:45-13:30 ノスリ1(嫌になって早々に帰る)

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