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忘年会 [食]

一泊で宮島と萩へ行ってきた。
厳島神社はちょうど干潮で海の大鳥居までいって触れた。写真で見るのとは違ってゴツゴツしたすごいものだった。萩はボランティアガイドさんが松下村塾から武家屋敷を案内してくれた。
初日の昼は牡蠣、夕食はふぐとアワビ、翌日の昼はカニとちょっと贅沢した。今年もいろいろあったが、なんとか無事に新年を迎えられる。みなさま、どうぞよい年をお迎え下さい。

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映画「スター・ウオーズ フォースの覚醒」 [観]

歳のせいか、待ちかねるというものが少なくなってきたが、これはその一つ。ようやく観にいった。
ただ、新しい展開に興奮、というのではなく、懐かしさでいっぱいになった。まるで、30数年前の第1作のリメーク版かと錯覚するほど、ストーリーの展開や全体の雰囲気が一緒だ。もちろん、そういう風に作っているのだろうけど。
今度の主人公は女性だし、新しい悪役も登場するし、「愛している」のレイア姫と「知ってたさ」のハン・ソロ船長との再会もあるが、これまでのおさらいと新シリーズの露払い版のようだ。
ルーク・スカイウオーカーが登場するにちがいない次作はいつになるのだろう。待ち遠しい。

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中島京子「かたづの!」 [読]

徳川の天下になった頃の奥州南部藩が舞台。領主の夫と跡継ぎの子を毒殺され、親藩に併合されようとする危機に、残された妻が女領主として立ち向かう。
豊かな八戸から荒れ地の遠野への国替え、家来の謀反など次から次へと現れる困難を、子どもの頃から親しんだ、一本角のカモシカの力を借りて乗り切っていく。

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映画「海難1890」 [観]

明治の初め、串本沖でトルコの軍艦が沈み、生存者を助けたという話は聞いたことがあった。
日本・トルコ合作映画ということで、それを題材にしたものだろうとは思っていたが、それから100年後、もう一つの物語があった。
イラン・イラク戦争のときに、テヘランに残った日本人を助けてくれたのはトルコだった。この映画で初めて知った。
トルコの人は親日家が多いらしいが、これを見てトルコが好きになる人も多いだろう。
エンドロールも終わって最後に、エルドリアン大統領のメッセージがある。先に帰ってしまい、見ていない人が多いのが残念。

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西川美和「永い言い訳」 [読]

タレント活動にも多忙だった人気小説家の妻が死んだ。夫婦仲はとうに冷え切っていたものの、突然にいなくなった衝撃は大きい。
若い頃は髪結いの亭主だったせいか、生来のジコチュウか、きわめて屈折した性格の男が、妻にゆかりのあった人たちとふれあううちに、再生していく物語。
作者は本業が脚本家、監督だそうで、文体や構成が映画的でなかなか面白かった。名前から女性だと思っていたが、読んでいるうちに男かと思った。

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映画「杉原千畝」 [観]

今日は日本が74年前にアメリカと戦争を始めた日。8月15日はいつも取り上げられるが、今日の日も語り継がなければならない。
その世界大戦の中、ナチスの迫害を受けるユダヤ人に、政府の意に反して日本経由のビザを発行し続けた外交官の話。
日本のシンドラーとも呼ばれるが、昔はあまり聞かない名前だったと思う。戦後、外務省を追われ、名誉を回復したのは2000年になってからという。

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「あかつき」今度こそ [思]

小惑星リュウグウを目指す探査機はやぶさ2のスイングバイが無事に終わったようだ。成功を確認するにはもうしばらくかかるらしいが、ニュースで流れた管制室の喜びようでは間違いないのだろう。
そして、今度は金星探査機あかつきの番だ。5年前に打ち上げられたとき、金星の周回軌道に乗れなかった。その後、太陽を回りながらチャンスを待っていて、7日に再度挑戦するという。奇しくも失敗したときと同じ日だ。
5年は長い。スタッフの苦労は限界だろし、探査機の老朽も激しいにちがいない。なんとかうまくいって欲しい。

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銀河系特急ラピート [思]

昨夜、通勤帰りに出くわした。
南海電車が空港線特急ラピートをスターウオーズに染め上げた。先月下旬から走っているらしい。
普段は紺の車体が黒に変わり、車両毎にキャラクターが違う。とっさのことで、うまく撮れなかったのが残念!
映画は18日からはじまる。待ち遠しい。

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