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中島京子「かたづの!」 [読]

徳川の天下になった頃の奥州南部藩が舞台。領主の夫と跡継ぎの子を毒殺され、親藩に併合されようとする危機に、残された妻が女領主として立ち向かう。
豊かな八戸から荒れ地の遠野への国替え、家来の謀反など次から次へと現れる困難を、子どもの頃から親しんだ、一本角のカモシカの力を借りて乗り切っていく。

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