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映画「母と暮らせば」 [観]

長崎の原爆で医学生の息子を亡くした母は、許嫁だった娘の助けを借りながら、助産婦として暮らす。
ようやくあきらめかけたとき、息子が霊として現れる。生きていたときを思い出し、許嫁のこれからを語りながら、ふたりの「暮らし」が始まる。
声高に原爆と戦争の悪を叫ぶわけではないのに、反戦平和の願いがあふれる。こういう映画こそ外国の映画祭に出品すればいいのに。
吉永小百合が元気なのがうれしかったし、わずかの出番ながら、浅野忠信と小林稔侍がとてもよかった。
見終わって、なぜか旧ソ連の映画「誓いの休暇」を思い出した。

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