ボランティア・市民活動フェスティバル2016

大阪府河内長野市で活動する団体が一堂に集まる催しが今年も行われた。
「ボランティア」という言葉を冠にすることに違和感を持ったまま、発足以来の経緯もあって毎年参加してきた。しかし、昨年は参加団体が増えて、展示のスペースが1m80cmのホワイトボードが1枚という状態になり、あまり意義を見いだせなくて今年は参加しないつもりだった。
そこへ、自然系の団体から会場を別けて一緒にしようと声をかけていただき、改めて出展することになった。ただ、内容は昨年11月に行った自然保護展の二番煎じになってしまう。
まあ、「参加することに意義がある」ということにしていただこうか。

　

梯 久美子「愛の顛末」

著者が好きだという文学者について、彼らの生涯に大きな存在だった異性との交友を書いた本。
添い遂げられなかった人、一人を取りあった人、三人の妻を持った人、憎しみに生きた人。
人生いろいろとはよく言ったものだが、決してスキャンダラスなものではなくて、彼らの生き様が尊敬を持って書かれている。
とりあげられているのは、小林多喜二、近松秋江、三浦綾子、中島敦、原民喜、鈴木しず子、梶井基次郎、中城ふみ子、寺田寅彦、八木重吉、宮柊二、吉野せいの１２人。
初めて知った名前もあった。

ＮＨＫニュース「妻殺害で逮捕の夫が食事拒み死亡」

夕方、たまたまテレビを見ていて知った。
今月５日に認知症の妻を殺したというニュースを聞いたときもお気の毒にと思ったが、今度も辛い。今更、まわりが何を言っても白々しい。覚悟の上のことだ。
ただ、娘さんがいらっしゃる様で、心残りだろうなあ。合掌。

屋島は山

四国のうどんを食べたいということになった。
行きに淡路島の水仙郷に寄ったが、１月２４日に通過した低気圧の暴風で花は全滅。残念だった。
香川では源平決戦地の壇ノ浦へ行った。よく聞く屋島とは島ではなく半島だというのも初めて知った。壇ノ浦は埋め立てられており、向かいの山は採石場になっていた。
肝心のうどん屋さんだが、ネットで見当を付けた所は長蛇の列。おそれをなして近くにあった店に入ったが、十分に旨かった。

ウグイス初鳴き２０１６

今朝８時、家の近くでウグイスの初鳴きを聞いた。
当地は河内長野市の住宅地で標高２１０メートル。昨年よりは６日、一昨年よりは８日早い。いつも鳴き始めはぎこちないのだが、結構上手に囀ったので、もしかしたらもう少し前から鳴いていたのかもしれない。
ともあれ、春はもうすぐだ。

映画「オデッセイ」

アメリカの有人火星探査チームが調査中に離脱を余儀なくされる。そのとき隊員の一人が事故に遭い、死んだものとして火星に残された。
ところが生きていて、彼を救出に向かうという話。はじめに結末ありき、ということだから、途中のプロセスがどうなのかを楽しむ映画。
まったく予想できない手助けや、「はやぶさ２」で話題になった地球スイングバイの話も出てきて、まあまあ面白かった。

おはぎ

朝から真っ青で、すばらしい冬晴れ。どこかへ出かけなくては。
思いついたのは、西名阪自動車道の香芝インターチェンジの近くの、おはぎやさん。去年秋の彼岸に通りがかったとき、道路脇の小さな店なのに、クルマ整理の警備員さんが二人もいて驚いた。
こってり餡こなのに、しつこくない。すっきりした甘さで、左党にもいける。家人の機嫌取りにもちょうどいい。

天野街道探鳥会

今日は河内長野野鳥の会の探鳥会。女人高野の天野山金剛寺から寺ヶ池まで約８ｋｍを歩き、少々くたびれた。
最後に本日の探鳥会で観察した鳥を確認する「鳥合わせ」では５０種。そのうち、鳴き声だけや自分では見られなかったのは５種。それでも１日で４５種を見るというのはなかなかのものだ。
なかでも鷹をたくさん見られたのがうれしかった。ハヤブサ、ノスリ、ハイタカ、オオタカが何度も出てくれた。ただ、ハイタカとオオタカの識別は難しくて、説明は反対じゃあないかと思うこともあったが鷹にはちがいない。食物連鎖の上位にいる種が身近に見られということは、それだけまだ自然が残されているということだ。

映画「ブラック・スキャンダル」

アイルランド系のアメリカのギャングとＦＢＩの捜査官が幼なじみで手を握る。
ギャングは勢力を広げたい、ＦＢＩはイタリアマフィアの撲滅に功績を挙げたい。おまけにギャングの兄が上院議員になる。実際にあった話らしい。
ジョニー・デップのワルぶりが凄みがあってゾクリとする。