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ムササビも朝寝 [鳥]

春は眠い。もっともムササビは夜行性なのだから朝寝るのは当たり前か。
「河内長野ふくろうの森プロジェクト」という活動があって、フクロウの巣箱かけを行っている。ところが、せっかくの巣箱をムササビに取られるということが相次いだ。それなら、ムササビ用もということになり、フクロウ用を寝取られないように架けられている。
散歩コースにも一つあるのだが、なんで顔を出しているんだろう。

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今年も寺ヶ池にオシドリ [鳥]

河内長野市で最大のため池である寺ヶ池に、今年もオシドリが来てくれた。
昨秋に水が抜かれてしまい、年明け頃から水を入れだしたものの、2月頃には半分も貯まっていなくて、今シーズンはダメだろうと思っていた。
3月になってかなり水量が増えたが、先日20日に行われた探鳥会でも姿は見られなかった。今朝、池の近くに用があり帰りに立ち寄ったところ、7羽見られた。ご褒美かな、ラッキー。

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「こげらつうしん」2017年4月号 [鳥]

春の渡りが始まった。夏鳥たちがやってくる。楽しいシーズンが始まる。
河内長野野鳥の会の探鳥会の予定が発表された。毎偶数月1日に発行される会報「こげらつうしん」の表紙に、向こう2ヶ月の探鳥会の予定が載る。
バードウオッチング体験希望の方、大歓迎!
               *
〇4月16日(日) 石 川
    河内長野駅から近鉄汐ノ宮まで歩く。午前中で終了。参加費が必要。
〇5月13日(土) 延命寺
    三日市町駅から千早口駅まで歩く。大阪府営長野公園管理事務所との共催。
〇6月 4日(日) 金剛山
    大阪で一番人気の高い山。ブナ林にさえずりが響き渡る。

男泣き [思]

新横綱稀勢の里が逆転優勝した。信じられない!
追いかける照ノ富士を本割では変わり気味に倒し、優勝決定戦では正面から行って、追い込まれたが土俵際の突き落としで逆転した。
痛めた左腕は土俵入りでも柏手を打てず、昨日負けた相撲から見ても、とても勝負にならないと思っていた。左ばかりに注目していたのが、素晴らしい右腕の力だった。
表彰式で人目をはばからず泣いた。先場所、優勝したときは控え室で人に見られないようにしていたのに。ますます好きになったぜ。
五月場所は休場してもいいから、治療に専念して欲しい。十数年前、貴乃花がケガを押して優勝したとき、鬼の形相に感激したものだったが、無理がたたって完治押せず、そのまま引退に追い込まれた。なんとしてもその二の舞だけは避けてくれ。今場所で横綱の務めは十分すぎるほど果たしたではないか。

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好事魔多し [思]

大変なことになった。稀勢の里が左肩を負傷した。
新横綱で無傷の12連勝できて、このまま全勝優勝やと思っていたら、暗転した。日馬富士の出足に圧倒され土俵下に突き飛ばされた。負けは仕方ないのだが、ケガをするとは思いもしなかった。
連勝していたとはいえ受けて勝つばかりで、ぶっ飛ばす強さがなかったので一抹の不安はあったのだが、負けた上に負傷するなんて。昨日、見に行ったばかりなのに・・・。
すぐに立ち上がれなかったので、とてもとても心配だ。

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大相撲平成29年3月場所12日目 [観]

長く大阪に住んでいながら、初めて本場所を見に行った。
椅子席Bだったので、いつものテレビ桟敷の迫力には及ばないが、会場の盛り上がりが肌で感じられてとても興奮した。ビデオが見られないのは覚悟していたが、ラジオが入らないのは残念だった。
新横綱稀勢の里は12連勝となったが、圧倒的な強さを見せていないのが少し心配。大関を目指す高安は連敗。大関復帰を目指す琴奨菊は5敗を喫し風前。1敗の大関照ノ富士は遠藤を押しつぶす。千秋楽で稀勢と当たって優勝を争うのだろうが、故障前の強さが戻っている。大丈夫かいな。

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寺ヶ池探鳥会2017春 [鳥]

今日は河内長野野鳥の会の探鳥会。市の広報に案内を載せてもらい、市民参加の行事である。春と秋に開催することが定例となった。
春本番の陽気となり、参加者は55名。子ども連れの参加が数組あり大盛況となった。ただ、これだけの人数になると、全員でゆっくり同じ鳥を見るというわけにはいかないのが残念なところだ。
それでも、鳥合わせ32種のうちコゲラ、ゴイサギ、エナガ、モズといったところはほとんどの方に楽しんでいただけたようだ。
なんといっても、3名の方が入会して下さることになったのが一番だった。

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映画「チア☆ダン」 [観]

県立高校のチアダンス部が全米一位(すなわち世界一)になった実話の映画化。
いわゆる高校生のクラブ活動の話しで、部員の頑張り、キャプテンの苦労、顧問の努力といったありふれた素材ではあるのだが、見終わってとてもすっきりする。
こんな娘たちが孫であったならなあ。

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頬白のさへずる春と [詩]

高槻のこずゑにありて頬白のさへずる春となりにけるかも
                           島木赤彦
三寒四温とはよく言ったもので、ようやく暖かくなってきた。寒い間は一人で出かけるのは面倒で閉じこもりがちになってしまう。今日は久々に散歩に出かけたら、ホオジロに出会った。ウグイスに負けないとでもいうように美声を張り上げていた。
いよいよ春だ。

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髙村薫「土の記」 [読]

山持ちの地主の家に都会から婿養子に入った男の物語。
会社勤めを終えて古稀を越え、一人で米を作り、野菜を育て、茶の木の育つのを楽しみに生きる。彼には交通事故で植物人間状態になって十数年の妻がいた。
彼女が死に、一人暮らしの夜や田仕事のさなかに過去が立ち上がってくる。
夢とうつつが入り交じり、田舎暮らしの近所づきあいの中で、亡き妻の娘、孫、義妹たちのことが綴られる。さりげない描写からゾクリとした出来事が浮かび上がってくる。まさしく土と共に生きた男の骨太な物語。
舞台が近くの奈良県大宇陀で、主人公の年齢にも近くとても身近に感じたが、この男の生き様をどう見るか。圧倒される思いで読み終えたが、わからない。
好きな「合田雄一郎」の老年はどう書かれるのだろう。

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