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帚木蓬生「守教」 [読]

酷暑と災害の夏もようやく終わりそう。
織田信長の時代に伝来したキリスト教が、江戸時代の弾圧を経て復活するまでを書いた小説。大名や侍から始まった信仰が、最後は百姓によって細々と守られてきた歴史が骨太に書かれている。信者ではないけれど心打たれる。
朝〇新聞の昨年2017年の年間書評で複数の委員が挙げていた本。すぐに図書館に予約したのだが、9ヶ月待った。

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