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柚月裕子「検事の信義」 [読]

お気に入りの作家の一人、柚月裕子の新刊(とはいっても出版されたのは半年も前だが)。
「罪をまっとうに裁かせることが正義」を信条とする検事、佐方貞人シリーズの4編。ただ、これまでとは様子が少し違って、3編は苦悩する佐方が描かれる。
上司の不祥事がからむ「裁きを望む」、警察内部の不祥事がからむ「恨みを刻む」、検察内部の不祥事が絡む「正義を質す」。作者も年輪を重ねた、ということか。
それでも、最後の「信義を守る」は佐方貞人の本領を発揮させたものなっている。認知症の母親を殺害し、逃亡しようとした息子の裁判を担当した佐方がたどり着いた真実とは・・・。

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河内長野野鳥の会探鳥会2019年12月ー [鳥]

今年は紅葉が遅れているようだが、当地は今が盛り。やがて木の葉が散ってしまうと鳥が見やすくなる。冬鳥が勢揃いして楽しいシーズンなのだが、少し寒さがこたえるようになってきたなあ。
河内長野野鳥の会の探鳥会の予定が発表された。毎偶数月1日に発行される会報「こげらつうしん」の表紙に、向こう2ヶ月の探鳥会の予定が載る。
                  *
〇12月1日(日) 狭山池
    「古事記」や「日本書紀」にも登場する、日本最古のダム(ため池)。
    ここにカモなどの水鳥や、ベニマシコなど冬の小鳥がやってくる。
〇12月7日(土) 延命寺
    大阪府立長野公園の指定管理事務所と共催。
    ルリビタキなど小鳥を探しながら、のんびり6kmほど歩く。
〇1月5日(日)  滝畑ダム
    南河内地方の大切な多目的ダム。ここにオシドリが集まる。
    年によって飛来数が大きく異なるが、今シーズンはどうだろう。

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寺ヶ池探鳥会2019秋 [鳥]

春は春分の日、秋は勤労感謝の日に寺ヶ池で探鳥会を行うのが定例になった。
河内長野市の広報に案内を載せてもらい、市民の方に参加していただく。今日は20人来てくださって、会員17名と合わせ37人の探鳥会になった。そのうちの一人の女性が入会され、めでたし、めでたし。
ただ、鳥の方は23種と、少し残念だった。雲一つない秋空と、20度を超す暖かさが影響したのかもしれない。

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佐藤賢一「ナポレオン」 [読]

皇帝ナポレオンはフランス人ではなかったのだ。小男(とはいっても167センチだったらしいが)なのと、薄毛を気にしていたというのも知らなかった。
どちらもどうでもいい話だが、ナポレオンの生涯を小説にした本。集団でのケンカで負けたことのない子どもの頃から、追放されてセント・ヘレナ島で死去するまでが書かれている。
3巻1,500ページにわたる大作だが、戦闘シーンや、生涯にかかわる3人の女性の話、肉親や政治家との駆け引きなど飽きない。面白かった。

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Mリーグは時間制限の導入を [思]

若い頃、麻雀にのめり込んだ。博打のイメージが重なり、暗い思い出しかなかったのが一変した。
昨年、大手の新聞社と証券会社がメインスポンサーとなって、麻雀が頭脳スポーツのリーグ戦になったのだ。最高顧問にサッカーのJリーグを興した川淵三郎氏がついている。
男女のハンディがない団体スポーツとしてオリンピックを目指すというだけあって、プロ団体の垣根を越えたチームが編成され、インターネットテレビで生中継されているのでとても面白い。
ただ、水を差すのが、考慮時間が長すぎる選手がいる。昨年、最優秀だったとされるプロなどは目に余る。スポーツとして位置づけるのなら時間の制限は必要だ。
おまけに、今年から加わったアナウンサーがひどい。実況中継ではなく、最近のテレビ番組と同様にはやしたてているだけで、ゆっくり解説を聴きたい者を無視している。
二年目の今年はチームが増えたり、女性を必ず加えるなど工夫がほどこされているが、是非考えてもらいたい。
いやなら見るなって? そだね。

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スズメの巣 [鳥]

二階の軒下に架けている巣箱をようやく掃除した。
昨年はシジュウカラが使ってくれたが、今シーズンはスズメに乗っ取られた。巣箱の反対側の壁にあるコシアカツバメの巣もスズメが使っている。他人の家を使うのがスズメの十八番のようだ。
昨年の巣の写真と比べると、シジュウカラよりも巣材は大雑把で荒っぽい作りだが、厚さはそれより深い。なぜか黒い羽根が残っている。
野鳥に変わりはないとはいえ、やっぱりシジュウカラに使って欲しいなあ。

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はやぶさが帰ってくる [思]

探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の調査を終え、地球に向かって出発した。
初号機がトラブルに次ぐトラブルを乗り越えて帰還したのは2010年6月だった。あのときはエネルギーを使い果たし、採集した資料の入ったカプセルを投下したあと、それを追いながら見届けるようにして燃え尽きた。あの映像は今も目に焼き付いている。
今度は予定通り進めば、カプセルを届けたあとは、地球を通り過ぎて再び探査の旅に出るという。来年2020年12月、無事に帰ってこい。

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まさか、まさかのウトナイ湖 [鳥]

阪〇〇〇社の旨いもんグルメ&温泉三昧ミステリーツアーに行って、着いたのは予想通り千歳空港だった。
小樽、函館と回り、苫小牧に着いたとき案内されたのが、なんとラムサール条約登録湿地のウトナイ湖だった。もちろん初めてで、全く思いもしていなかったので感激したのだが、悲しいかな滞在はわずかに30分。
持っていたのは小型の双眼鏡だったので詳しくはわからなかったが、マガンが湖面を帯のように細長く浮かんでいる。10羽を数えてそれを10個集めると100羽、その団体が10個以上あったので少なくとも千羽以上いることになる。ハクチョウ類は30羽以上いた。おまけにオジロワシが1羽飛んでくれて、これまた感激。後ろ髪を引かれる思い、というのはこういうことなのだろう。
今年の4月に出来たという展望塔があったが、こちらには双眼鏡は設置されているものの、プロミナーは置かれていなくて少し残念。

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奥河内自然保護展2019 [鳥]

河内長野市自然保護協会が主催する展示会が行われている。河内長野野鳥の会をはじめ、保護協を構成している4団体の活動を紹介する、毎年恒例の行事になっている。
今年は会場を押さえていなかった上に、広報に誤った会場を載せるという失態で、閉庁日の市役所にどれだけの人が来てくれるものか心配だ。
各団体のブースのほかに、野鳥の会の会員さんが作成された「河内長野に生息する外来生物について」が展示されている。ソウシチョウなど鳥類のほかに、市内に生息、存在する外来生物の現状を調査したA0版11枚のパネルによる労作だ。展示会終了後、どこかで活用する方法はないものだろうか。

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