2012年07月15日 - 読 フランスの女性文学者によるエッセー。雨について、古今の詩歌や著作を引用しながら、様々な想いが書かれている。毎日の忙しさや、人生のしがらみに苦しいとき、ひとときの雨にこころを休ませようという。親日家のようで、全篇に古来の俳句が紹介されていてうれしい。