2013年06月18日 - 読 震災から2年も経ったが、復興は進んでいないと伝えられる。再起を目指されている方たちのご苦労は分かるはずもないけれど、応援する気持ちは変わらない。これは小説だ。ボランティアを乗せた船がノアの方舟のようになっていく。集まってきた人たちがどこへ向かうのか。現在の場所にとどまる人と新天地に向かう人。どちらの人たちにも応援歌だが、被災された方たちにはどう読んでもらえるのだろう。