2015年06月21日 - 読 江戸時代中期の画家、伊藤若冲の物語。名前は知っていたが、どんな絵を描いたのか知らなかった。大きな問屋の跡取りとして生まれ、生活には困らなかったが、妻に死なれたことが生涯絵を描き続けるバネになったという。まあまあ面白かったが、名詞止めが多く読むリズムが切られる。好きな蕪村も出てくるが、貧弱に書かれていてこれも残念。