2020年10月04日 - 読 幕末から明治にかけて活躍した女商人の物語。長崎で油問屋の孫娘として育った主人公が、落ち目の店を継ぎ、外国との交易に活路を見いだしていく。坂本龍馬、大隈重信、グラバーなども出てきて、なかなか面白かった。新聞に連載されていたころは今ひとつのように思ったが、まとめて読むとまた感じが違うものだ。