鳥を研究する学問は森林鳥類学や河川鳥類学などというらしい。それにならって、電柱(電線)を利用する鳥を研究しようとして著者が造った言葉が本書のタイトルである。
電線に止まるのはどんな鳥? 電線のどこに止まる? なぜ止まる? どうして感電しない? 電柱に巣を作るのはだれ? 電力会社はそれをどうする?
科学ライブラリーシリーズの一冊というと難しそうに思うが、わかりやすい内容でとても楽しい。読み終わって電柱が気になって仕方がない。