2016年06月03日 - 読 一つの交通事故をめぐって、女と男の人生が交錯する。加害者、被害者、目撃者。それぞれの立場から五つの物語が書かれ、それぞれの苦しみと愛と希望が示される。著者は映画監督だそうで、カットを重ねるような書き方と展開は、なるほどそうかと思わせる。さらさらと短時間で読め、あまり余韻が残らなかった。 *ツバメは卵が6コになっていた。11時頃、けたたましく騒ぐので出てみると2羽で野良猫を追いかけ回している。なんと撃退してしまった。