SSブログ

ラーラ・プレスコット「あの本は読まれているか」 [読]

後にノーベル賞を受けた、旧ソ連の作家パステルナークが書いた「ドクトル・ジバゴ」。ロシア革命を批判する作品であると見なされ、母国で出版の見込みがない。
冷戦時代のさなか、アメリカがこの本を、体制の攪乱に利用しようとソ連での流通を画策する。
CIAの女スパイたちの暗躍とパステルナークたちの苦悩が交差して綴られていく。男にはわかりにくい機微もあるが、最後の最後までなかなか面白かった。

anohonwa.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。