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柚月裕子「チョウセンアサガオの咲く夏」 [読]

「検事の本懐」を読んで好きになった著者の作品集。2012年から2022年までに発表された、11の短編が収録されている。
著者の興味の方向や、物語を展開していく方法などが垣間見えるようでなかなか面白かった。
好きになれないものもあったが、一番気に入ったのは高校時代の恩師の葬儀で同級生に会う「ヒーロー」。あの佐方貞人検事とコンビを組んだ、検察事務官の増田陽二が主人公だ。

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祝・ふた桁勝利とふた桁本塁打達成 [思]

大谷翔平が野球の神様と称されたベーブルース以来の記録を達成した試合を、テレビの生放送で見られた。何という幸運だろう。
好投しながら援護がなく三連敗した試合に比べ、今日は調子は悪そうだったのにツキにも恵まれた。大リーグで初勝利をあげたりした験のいい球場も後押ししてくれたのだろう。それにしても、今日も打球を脚に当てたり連日ケガをする中で、自ら祝砲を打ち上げるなど全く信じられない。
昨年までの、野球小僧のような笑顔が見られなくなってきてが寂しいが、不振のチームで孤高の道を進んでいくしかないのだから仕方ないのだろうか。
こうなったら何とかあと3勝を挙げて、ルースの記録に追いついて欲しい。そのためにもキャッチャーをカート・スズキに代えてくれないか。スライダーしか投げない配球を見直してくれ。

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今村翔吾「賽王の楯」 [読]

織田信長の浅井攻めによって肉親を殺された少年が、石垣作りの名人となる物語。
ライバルは、鉄砲の威力により戦の代を終わらせようとする、元武士の鍛冶屋。秀吉亡き後の大津城を舞台に攻防戦が繰り広げられ、なかなか面白かった。
近々、著者による新聞の連載が始まるらしい。当地の英雄、楠木正成親子が主人公とのことで楽しみだ。

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河内長野野鳥の会探鳥会 2022年9、10月 [鳥]

河内長野野鳥の会の会報「こげらつうしん」8月号が届いた。
表紙に、向こう2ヶ月の探鳥会の予定が載っている。酷暑の夏をなんとか乗り切って、鳥見の再開だ。
                  *
〇9月22日(水)、28日(水)、10月5日(水) タカ渡り探鳥会
    秋のタカの渡りが始まる。河内長野市の上空も相当数が飛んでいるはずだ。
    市内にある短大の屋上をお借りしてタカを探す。初めての試みだ。
    申込制なので、会員になっていただく必要があるだろう。
〇10月2日(日) 石 川
    南海・近鉄電車「河内長野」駅 1階近鉄側出入り口 午前9時
    近鉄「汐ノ宮」まで石川沿いに歩く、河内長野野鳥の会のホームグラウンド。
    このコースはシンボルバードのカワセミやイカルチドリなどの留鳥が中心だが、
    今の時期では渡り途中のノビタキなどが楽しめるかもしれない。体験希望大歓迎!

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ツバメの子育て2022・巣立ち [鳥]

ツバメが2年ぶりに子育てに成功した。2000年に初めて子育てして以来、7度目になる。
6月20日に初卵を産んだ後、24日までに5個まで増やし、七夕に最初の2羽が誕生した。そして、9日に最後の1個が孵ったのだが、11日には早くも1羽が死んだ。
どうなることかと思ったが、残った4羽が7月30日に巣から出た。家の前の電線に止まって親から餌をもらい、夜は巣に帰って寝ていたが、31日を最後に帰ってこなくなった。これまでで、もっとも遅い子育てになった。
ただ、今年はコシアカやイソヒヨなどの妨害が全くなく、春先に育てるよりも良かったのかもしれない。
それでも早くに生まれた子達よりもハンデは大きい。9月から10月に旅立つまでにしっかり育ち、来年も帰ってきて欲しい。

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