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映画「ドライブ・マイ・カー」 [観]

舞台俳優で演出家としても順調な人生を歩んでいたはずの男が、ある日、妻の秘密を知る。問いただせないまま急逝され、鬱々と暮らす。
妻が録音してくれたテープの台詞を聞きながらクルマで稽古場に向かうのが習慣だが、長期の地方滞在となったとき、専属の運転手がつくことになる。運転手は若い女性で、彼女もまた辛い過去を持つ。
全編に劇中劇のチェーホフの台詞が流れ、それが最後に見事に結実する。手話だけで演技した、韓国の女優が素晴らしい。

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ハンナ・ティンティ「父を撃った12の銃弾」 [読]

一人娘とアメリカをあちこち移動しながら暮らす男には銃弾の傷跡がある。亡くなった母方の祖母が住む地に定住しようとして、漁師として働き始める。
娘の成長と、父親の過去が交互に綴られ、思いがけないクライマックスを迎える。
2段組で360ペジージの長編だが、一気に読め実に面白かった。

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「こげらつうしん」2021年8月号 [鳥]

当地にもコロナの緊急事態宣言が出された。熱意のない説明に一体どれだけの効力があるのだろう。
それはさておき、河内長野野鳥の会の探鳥会が発表された。会報「こげらつうしん」は毎偶数月1日発行され、探鳥会の予定が知らされる。しかしコロナで中止が続き、表紙に案内が載るのは昨年12月号以来となった。
一気に来年3月までの計画が掲載され、「まん延防止重点措置」以上が発令されない限り実施される。無事に開催できるだろうか。

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