SSブログ

映画「ミナリ」 [観]

エンドロールに「全てのおばあちゃんに捧ぐ」と出る。そのとおり、脇役のおばあちゃんを中心にした家族の物語。彼女に扮した女優は素晴らしい演技だ。
アメリカに移民した韓国のまだ若い夫婦が、二人の子どもを連れて新たに農場を経営しようとするが、なかなかうまく進まず、周囲にもなじめない。
そんなところへ、おばあちゃんが移住してくる。病気を持つ孫たちは反発しながらも、穏やかな生活が続きそうになるが、おばあちゃんが倒れ、夫婦の危機が再燃する。
ミナリとは韓国の庶民的な野菜で薬草にもなる、セリの一種らしい。タイトルの意味は最後にわかる。

minari.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

松原始「カラスは飼えるか」 [読]

もちろん、カラスの飼育方法を書いた本ではない。カラスの研究で有名な著者がウエブに連載した文章をまとめたもの。
学生のとき、屋久島で猿の生態調査を手伝った「人間レーダー」の話から始まって、カラスにまつわる話が、映画や小説、音楽など著者の幅広いうんちくを交えて展開していく。
肩のこらない、鳥に関する雑学の本だが、生き物に対する愛情があふれていて楽しい。

karasukau.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

映画「野球少女」 [観]

韓国のリトルリーグで活躍した天才少女がプロ野球の選手を目指す。
特例で高校の野球部に入るが、成長とともに男女の体力差はいかんともしがたく、トライアウトを受けることさえできない。
諦めさせようとする母親やコーチの忠告を振り切って孤独な練習を続ける少女の姿に、プロになる夢を叶えられなかったコーチは心を動かされていく。
おとぎ話のようだが、閉塞感に覆われた今、見終わって心が晴れる。

baseballgirl.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

春告鳥2021 [鳥]

今朝、ツバメが家にやってきた。例年より一ヶ月以上も早い ^o^/
子育てをするとき、お向かいの家の間から餌を運んでくる。全く同じように、迷うことなく一直線にガレージへ飛び込んできて、まるで巣を確かめるかのように一周して飛び去った。去年来た親か、もしかしたら育った子か、なんて思うだけでワクワクする。早くペアになれば2番子まで期待できるぞ。
ウグイスのほうは、近所の初鳴きは2月21日だった。これは例年とほぼ同じだ。楽しい春がやってきた。

tubame210310.jpg
nice!(0)  コメント(0)