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自然保護展2021 [鳥]

今日は総選挙。午後8時の開票開始と同時にマスコミが結果予想を発表し、大体その通りになるという味気ないご時世になった。
それはさておき、河内長野市自然保護協議会が主催する自然保護展が11月6、7日に行われる。毎年秋に実施されてきたのだが、コロナのため昨年は規模を縮小し、また一昨年は会場を確保できなかったため、3年ぶりに河内長野駅前のノバティホールで行われる。
協議会の部会である、河内長野野鳥の会、食草薬草の会、水生生物観察会、エコライフかわちながの活動が発表される。
今年は初めて市内の小学生全員にチラシが配られた。どれくらいの子どもたちが来てくれるだろう。

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チェーホフ「ワーニャ伯父さん」 [読]

遙か昔、高校生だった頃、世界史の先生がさかんにチェーホフの話をした。感化されて「桜の園」を読んだがよく解らなかった。それはそうだろう、若造には人生の機微は難しい。
映画「ドライブ・マイ・カー」を観て思い出し、図書館へ行った。
帝政ロシアの時代、著名な教授一家の領地を管理するワーニャおじさんが、教授夫妻の帰国によって振り回されたあげく、やがて空しくもとの生活に戻っていく。
姪っ子の切ないが優しい言葉は、これからも生きていくしかない者への応援歌のようだ。

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石川探鳥会 2021.10.3 [鳥]

コロナ第5波の緊急事態宣言が解除され、河内長野野鳥の会の探鳥会も再開された。11ヶ月ぶりになる。場所は石川。快晴に恵まれ暑いぐらいの陽気だった。
ちょうど渡りのシーズンで、サシバが見られた。嶽山上空に小さな鷹柱が立ち、全部で8羽いたという。残念ながらノビタキは見られず、ジョウビタキなど冬鳥には少し早いようだった。
常連のカワセミやカワガラス、イカルチドリは何度も出てくれた。特にイカルチドリは、いつもは砂利の中で見づらいのだが、川の流れをバックに岩の上に止まってくれた。またクサシギも岩の上に止まり、陽を浴びて地味な羽色が実に綺麗だった。
モズはあちらこちらで高鳴きをしており、中に青い足環をつけた雄がいた。このあたりでモズを研究している大阪市立大学の学生さんがいるのだが、その関係だろうか。終わりがけに先頭にいて、畦道にしゃがんだ雄のキジを見つけたが他の人は間に合わず、少々気が引けるがこればかりは仕方ない。
耕作していない畑が増え、草が茂り歩きづらい所があり、一年が過ぎたことを実感した。参加者は15名、観察種数は26種にとどまった。

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映画「MINAMATA-ミナマター」 [観]

公害病「水俣病」は著名な写真家ユージン・スミスによって広く世界に知られるようになった。
彼が日本にやってきて活動した様子を描いた映画。決して報道の使命感で始めたのでもない、アル中状態の彼がやがて病気の人たちに受け入れられていく。
作品も素晴らしいが、あの「海賊」で名をはせたジョニー・デップが、ハリウッドでこのような映画を制作したとは、驚嘆する。

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