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チェーホフ「ワーニャ伯父さん」 [読]

遙か昔、高校生だった頃、世界史の先生がさかんにチェーホフの話をした。感化されて「桜の園」を読んだがよく解らなかった。それはそうだろう、若造には人生の機微は難しい。
映画「ドライブ・マイ・カー」を観て思い出し、図書館へ行った。
帝政ロシアの時代、著名な教授一家の領地を管理するワーニャおじさんが、教授夫妻の帰国によって振り回されたあげく、やがて空しくもとの生活に戻っていく。
姪っ子の切ないが優しい言葉は、これからも生きていくしかない者への応援歌のようだ。

wanyauncle.jpg

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