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映画「ベイビー・ブローカー」 [観]

借金に追われながらクリーニング店を営む中年男と、赤ちゃんポストがある施設で働く児童養護施設出身の若い男。彼らの裏家業は、赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去る、ベイビーブローカー。
赤ん坊を売り飛ばそうとする彼らと、思い直して赤ん坊に会いに来た若い母親、男たちを現行犯逮捕しようと追跡する女刑事たち。彼らが織りなすロード・ムービー。
犯罪の物語なのに、見終わった後、とても温かい気持ちになる。さすがは是枝監督で、韓国の俳優・スタッフと作り上げた素晴らしい映画だ。

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ツバメの子育て2022 [鳥]

ツバメが遅い子育てを始めた。今年はダメかと思っていたのだが、楽しみができた。
春先にやってきたペアは、去年の壊れた巣を使おうとしたのだが、修繕せずにそのまま産座を作ろうとするので穴から巣材がこぼれてしまい、産卵にまで到らなかった。
見かねて巣をすっかり取り払い様子を見ていたら、諦めかけた今月13日に巣を一から作り始め、本日、初卵を産んだ。
ただ、この調子では、順調に進んでも巣立ちは7月末になる。秋に越冬に旅立つまでに十分に成長できるだろうか。頑張れよ。
それにしても、今年の巣は実に雑でいい加減に見える。ほんまに大丈夫かいな。

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「奥河内の野鳥(仮称)」 [鳥]

河内長野市に生息する野鳥の目録を作る計画がスタートした。市を5km四方の7地域に分け、観察できる鳥の分布図、説明、写真、月別の頻度などを記載した本を制作するものだ。
河内長野野鳥の会がこれまでに行ってきた探鳥会、ため池調査の記録を基礎として、広く会員に観察記録の募集を始めた。特に市の東部(小深、石見川地区)と南西部(滝畑地区)のデータが少ないとのことなので、月に1回だが一人で出かけることにした。
一昨日に行ったのが滝畑四十八滝。石川の最上流で、小さな滝が多くあってそう呼ばれる。目も耳も悪く頼りない限りだが、少なくともこれだけはいた、という記録にしてもらえる。
カルガモ1、コゲラ1、ハシブトガラス2、ヒヨドリ3、ウグイス2、ミソサザイ1、
オオルリ2、キセキレイ1、イカル2

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河内長野野鳥の会探鳥会 2022年6月 [鳥]

河内長野野鳥の会の探鳥会の予定が発表された。7月と8月は暑さとコロナ対策のため休止になるらしい。
探鳥会は、毎偶数月1日に発行される会報「こげらつうしん」に、向こう2ヶ月の予定が載る。このたび担当を代わっていただき、送られてくるのを待つ楽しみができた。
なお、今月号については表紙に別の記事があるため、ここの掲載用に勝手に編集させていただいた。
                  *
〇6月15日(水) 石 川
    南海・近鉄電車「河内長野」駅 1階近鉄側出入り口 午前9時
    近鉄「汐ノ宮」まで石川沿いに歩く、河内長野野鳥の会のホームグラウンド。
    このコースはシンボルバードのカワセミやイカルチドリなどの留鳥が中心だが、
    今の時期ではオオヨシキリやアマサギなど水辺の夏鳥が楽しめるかもしれない。

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上橋菜穂子「香君」 [読]

遙か昔、人々を貧困から救った神の米があった。
この米をもたらし、香りで森羅万象を知ることができる生き神「香君」の庇護のもとで、発展を続ける帝国がある。あるとき、その神米に虫害が発生し、飢饉が目前に迫る。
かつてこの帝国から追われていた地方の王国の娘は、人波外れた臭覚をもち、「香君」に仕えながらその米に秘められた謎に迫っていくことになる。
いつものようにハラハラしながら面白く、そしてハッピーエンドなのになぜか哀しみが残る。上橋ワールドそのものだ。

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