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伊集院静「いとまの雪」 [読]

赤穂浪士の話と聞けば是非もない。
よく知られたストーリーの通りに物語は進んでいくが、大石内蔵助の子どもの頃から始まるのと、密偵に大きな役割を与えているのが目新しい。
また、最初に城から逃げ出したとされる次席家老大野九郎兵衛と、討ち入り直後に逃亡したとされる足軽寺坂吉右衛門に新たな活躍の場を与えていて面白かった。
浪士47人全員の年齢が書かれているのもうれしい。それにしても、「忠臣蔵」というのはもう死語になったのだろうな。

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ブログ製本 [思]

ブログを始めたのは2012年の2月だった。最初の頃は3、4日ごとに書いていたものだったが、最近はめっきり書くことも減った。
ある程度たまると印刷製本を頼み、今回は2016年から先月までの5年分、計362回を印刷してもらった。4冊目になる。
1日分を1ページ、目次がついてB6版のカラー印刷で、送料込みで10,880円。結構な値段で全くの自己満足。ふ~む。

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映画「すばらしき世界」 [観]

殺人罪で服役したヤクザが13年ぶりに満期で出所する。
生活保護だけに頼る生活を潔くとせず、働こうとするが世間の壁は厚い。持ち前の短気な性格が禍し、もとの世界に戻ってしまいそうになるが、やはり助けてくれる人は必ずいる。しかし、その先に待っていたのは・・・。
先だって観た綾野剛の「ヤクザと家族」も同じテーマだった。本当にこの世界は素晴らしいものなのだろうか。

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