SSブログ

伊集院静「いとまの雪」 [読]

赤穂浪士の話と聞けば是非もない。
よく知られたストーリーの通りに物語は進んでいくが、大石内蔵助の子どもの頃から始まるのと、密偵に大きな役割を与えているのが目新しい。
また、最初に城から逃げ出したとされる次席家老大野九郎兵衛と、討ち入り直後に逃亡したとされる足軽寺坂吉右衛門に新たな活躍の場を与えていて面白かった。
浪士47人全員の年齢が書かれているのもうれしい。それにしても、「忠臣蔵」というのはもう死語になったのだろうな。

itomayuki.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。