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ツバメ2021 二度も受難 [鳥]

昨日の昼間、クルマで出かけている間に、ガレージにあるツバメの巣が壊された。
おそらくカラスが、卵か雛がいると狙ったものだろう。自然界の営みとはいえ実に残念。今年はもうこれで終わりだろう。
                   *
3月30日夜 ツバメが1羽、去年の巣で寝ている
4月7日夜   2羽、巣で寝ている
4月21日  初卵確認
4月26日  6卵確認、抱卵を始めた、予定日は5月10日とみた
5月6日   卵が全て無くなっている、おそらくコシアカツバメの仕業
5月19日  コシアカが巣を自分用に改造を始めた、頭にきて追い払う、反省
6月16日  ツバメが3羽、巣に来て騒いでいる
6月18日  2羽で巣の縁に土を盛り上げ始めた、夜はいない
6月20日  巣は完成したようにみえる、依然として夜はいない
6月21日  午前10時から午後2時の間に何者かに巣を壊される 

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堂場瞬一「沈黙の終わり」 [読]

千葉と埼玉の県境となる江戸川の河川敷で女児の遺体が発見される。
新聞の千葉支局で定年間近のベテラン記者と埼玉支局の気鋭の若手が、過去30年間に両県にまたがる同様の事件が発生していたことを突き止める。しかも、充分に捜査が尽くされていないことに気づく。
著者は新聞記者の経験があるらしい。昨今、新聞の衰退が言われるが、障壁に負けず悪を追求する本来の姿勢を取り戻して欲しい、という悲鳴のようなものがにじみ出ている。
実に面白かった。

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ワクチン接種 [思]

コロナのワクチンを打ってもらった。ニュースなどで見ると、長い注射針をブスリと刺していて、少々不安だったが、あっという間に終わってしまった。
1時間ほど経ってから、打った左腕が何となくだるい。明日はどうなっているだろうか。
毎月診てもらっている個人医院で、5月17日に予約して、今日になった。早いのか、遅いのかよくわからないけど、知らない所へいくのは不安なので、やれやれというところだ。
もっとも、年寄りだけが終わっても、若い人たちに行き渡るまで意味がない。ワクチンというのは、人口40%以上に広まってようやく集団免疫ができる、というような話を聞いたことがある。そうだとすれば、まだまだ大変な状況が続く。

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宮部みゆき「魂手形」 [読]

三島屋は江戸の袋物屋で、風変わりな百物語をしていることで知られる。晩に大勢が集まって怪談を披露するのではなく、一人の話し手が奇っ怪な物語を主人公の富次郎だけに話す。
そのシリーズの7冊目となる今回は、火消しで名高い藩の秘密「火焔太鼓」、屋台で団子を売る娘の母親の「一途の念」、恨みを持って死んだ魂を成仏させる「魂手形」の3話。
いつものことだが、この人の頭の中には一体どれだけのアイデアが詰まっているのだろう。
「魂手形」の最後には、富次郎の前の聞き手だった従妹おちかにかかわる亡霊も出てきて、物語はまだまだ続く。

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「こげらつうしん」2021年6月号 [鳥]

河内長野野鳥の会の探鳥会は、コロナ禍のため6月まで中止されていたが、さらに9月末まで延長されることになった。6月6日に予定していた総会も7月に延期され、そのとき10月以降の探鳥会が決まる。
会報「こげらつうしん」は毎偶数月1日発行され、表紙に向こう2ヶ月の探鳥会の予定が載せられていたのだが、それがなくなって久しい。8月号には何とか掲載したいものだ。
7月4日の総会では、その他に重大な事案も審議される。

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馳星周「少年と犬」 [読]

かつて13年間、ゴールデンを飼った。40代後半から50代の終わりまで、勤めていて苦しい時期だった。気持ちを落ち着かせてくれた、あのぬくもりは今も忘れない。
これは東北大震災に遭った犬が飼い主と別れ、何かを探して旅に出る。途中で出会った、若い男、泥棒、中年の夫婦、娼婦、老いた狩人、そして少年とのふれあいの物語。
あり得ない、とわかっていても涙なしでは読めなかった。珠玉の作品とは、このようなものをいうのだろう。

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映画「いのちの停車場」 [観]

一ヶ月半ぶりに映画を観に行った。再開したシネコンで何にするか迷ったが、やはり我らがアイドル吉永小百合でしょう。
救命救急外科の敏腕医師が、病院の理事会に反発して退職し、故郷金沢の診療所で働くことになる。
そこは在宅医療を中心としていて、ゴミ屋敷の老婆、脊髄損傷の若手実業家、末期ガンの女性棋士、小児ガンの女の子たちとの関わりが描かれ、最後は父の病気と向き合う。
映画は断ち切るようにラストを迎え、医療とは、医師とは何か深く考えさせられる。

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