SSブログ

辻信一監修「ハチドリのひとしずく」 [思]

狂人・プーチンがオリンピックが終わるのを見計らって戦争を始めた。
たとえウクライナを占領したとしても、西側の経済制裁に追い詰められ、スポーツや文化など民間レベルの交流も断たれる。核兵器をちらつかす行き先は、かつての日本が歩んだような道とは桁違いの、恐ろしい事態ではなかろうか。
一体どうすればいいのか絶望的な気持ちになるが、以前に読んだ南アメリカの先住民の間に伝わるという話を思い出した。
        *
森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

hitosizuku.jpg
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。