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大沢在昌「黒石」 [読]

1991年に第1作が刊行された新宿鮫シリーズの第12作。前作「暗躍領域」の続編になる。
中国残留孤児の二世、三世達のネットワークが悪の組織に変貌していくのに対し、「青臭い正義感の塊」鮫島が立ち向かう。今回も面白かった。
良き理解者だった課長が殉職したあと、着任した女性警視とも気持ちが通じるようになり、さらに後輩ができた。もちろん、鑑識の藪も健在だ。
もう一人の好きなヒーロー、合田雄一郎は年齢を重ねた姿を見せ始めているのに対し、キャリアの鮫島は生涯現役の刑事でいるらしい。楽しみはまだまだ続く。

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