SSブログ

上橋菜穂子「鹿の王」 [読]

勢力を広げる帝国と、侵略される王国を舞台に繰り広げられる勇者の物語。近世の中央アジアをイメージさせる。
帝国の捕虜となった王国の元兵士が伝染病を運ぶ狼に噛まれ、偶然に自由の身になる。その伝染病を巡り、王国と帝国のせめぎあいが展開する。
児童文学の勲章といわれる、国際アンデルセン賞を受けた上橋菜穂子の新作。愛と勇気の冒険に、国家の陰謀や医療の発展が絡み、子供には少し難しいかもしれない。
最後は少し物足りない展開になった。

siknoking.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0