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「こげらつうしん」2023年4月号 [鳥]

河内長野野鳥の会の会報が届いた。表紙に探鳥会など今後の活動予定が書かれている。
今月号にはとっても面白いクイズが載っていたので転載させてもらおう。
                  *
〇4月9日(日) 室内例会
    夜行性鳥類の調査のために設置したICレコーダーの音声を調べる。 
〇4月15日(土) 大泉緑地
    堺市にある大阪府営公園でオオルリやキビタキなど夏鳥を楽しむ。
〇5月13日(土) 延命寺
    南海電車「三日市町」駅から「千早口」まで定例のコースをゆっくり歩く。

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しんしんと肺碧きまで海の旅   篠原鳳作 [詩]

トラ〇〇〇〇のミステリーツアーに行ったら、鹿児島だった。開聞岳を臨む絶景の長崎鼻で、全く思いがけずこの句碑にであい、飛び上がった。
篠原鳳作は大岡信の「百人百句」で初めて知った俳人で、残念ながら昭和の初めに夭折したらしい。この地の生まれだったんだ。
これを踏まえた「鷹渡る鳳作の海夜も青  緒方輝」という句もあって、タカが南シナ海を渡る春と秋にはいつも思い出す。

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映画「ロストケア」 [観]

とても親切だと評判の介護士が、実は世話をしていた老人を42人殺していた。そして、その42人は救ったのだという。
彼がそんな思いになっていく過程が明らかになるにつれ、明日は介護される身になるかもしれない者として、身につまされる。

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祝・WBC2023優勝 [思]

まるで映画のような劇的なシーンを見られるとは、まさに夢のようだ。
決勝でアメリカと対戦し、息の詰まる接戦で、大谷翔平がDHで全力疾走して内野安打をとった後、最後にリリーフにたち、MLBの至宝でチームメートのトラウトを三振にとって優勝を決める。
うっとうしい世の中で、久々にこころ躍る一ヶ月だった。選手はもちろんのこと、スタッフを含めたチーム侍ジャパン、ありがとう!

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クリス・ウィタカー「われら闇より天を見る」 [読]

無法者の血筋で父親を知らない13歳の少女ダッチェスは、6歳の弟ロビンの面倒を見ながら、薬物とアルコールに溺れる母親スターと暮らす。
そんな彼らを見守るのが警官ウォーク。生まれ育ったカリフォルニアの海岸街でひとり治安を守るが、親友ヴィンセントが過去にひき逃げ事件を起こし、出所を待ちわびる。
そして、ヴィンセントが帰ってきた後、新たな悲劇が発生する。
原題は「人は終わりから始める」。犯罪小説なのだが、絶望の中で生きるしかない人々と、彼らを支えようとする人たちが愛情あふれる筆致で綴られていく。
この小説は多くの人に知って欲しい。紹介してもらった幸運に感謝し、こころから思う。

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凍鶴(いてづる)のごと長考の羽生九段   小山公商 [詩]

いつの時代、どの世界でも輝くスターがいて、やがて新しいヒーローが現れる。そしてそのとき、劇的な交代のシーンが見られる。
将棋界では、新しいヒーロー藤井聡太と大スター羽生善治の王将戦というタイトルマッチが実現した。無敵の藤井に、タイトル獲得100回をかけて羽生が壁となれるか。
この美しい句を今日の朝日新聞俳壇で選んだ選者の一人、長谷川櫂の評もまた素晴らしい。
「凍れる鶴とは最上の賛辞。勝っても負けても羽生は羽生」。
今日の第5戦は残念な負けだったが、次局は有利な先手番。ぜひとも勝って最終戦まで戦って欲しい。

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河内長野野鳥の会探鳥会 2023年2月ー4月 [鳥]

立春を過ぎたとはいえ、いまが一番寒い季節だ。それでも光は春が来ていることを教えてくれる。
河内長野野鳥の会の会報「こげらつうしん」2月号が届いた。表紙に向こう3ヶ月の探鳥会の予定が載っている。
                  *

〇2月6日(月) 天野街道
    天野山金剛寺から寺ヶ池まで里山の道を歩く。
    猛禽類から小鳥まで、毎年40種以上を観察している。
〇3月21日(火・祝) 寺ヶ池公園
    江戸時代に造られた河内長野市最大のため池。周回路を一周する。
    市の広報に案内が載り、一般市民の方も参加される。
〇4月15日(土) 大泉緑地
    堺市にある大阪府営公園。
    繁殖のために北へ向かう夏鳥達が立ち寄っていく。

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映画「シー・セッド」 [観]

ハリウッドの絶対権力者が、長年にわたって女優やスタッフに性的暴行を続けてきた。
それらを示談と恫喝で葬り去ってきたことを告発した、二人の女性記者を描いた映画。
報道は#MeeToo運動のきっかけとなり高く評価されている。
ただ、この作品は記録映画のような出来上がりで、エンタメの「映画」としての面白さとしては少し物足りないかな。

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年賀状じまい [思]

年賀状を出すのは、2年前に、一方的に止めさせてもらった。
終活の一環、などと言い訳にしているのだが、要は面倒くさくなってきたのが正直なところだ。ただ、自分から出すのは止めても、もらうのはうれしいというのだから厚かましい。
ところが奇特な方はいらっしゃるもので、今年も何人かくださった。寒中お見舞い申し上げます。

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ジェフ・フレッチャー「SHO-TIME 大谷翔平」 [読]

大谷翔平が野球するのを見ると心が躍る。
2018年に鮮烈なMLBデビューを果たしたものの、二度の手術を経て辛い2シーズンを送った。しかし、昨年と一昨年の活躍で一気にスーパースターになった。
この本は、入団以来、大谷を取材し続けてきた新聞記者が書いた本。本人の様子や関係者の話がふんだんに盛り込まれ、活躍する節目となった試合も綿密に再現されていて、とても面白かった。ひとつだけ、俊足の走塁に関する記述がないのが残念ではあるが。
間もなく今シーズンが始まる。まずはWBCの優勝、そして何かタイトルを取って欲しい。
今年も毎日応援するぞ(テレビの前だけど)。
                  *
大谷はみんなの孫よ敬老日  多田 敬(2022年9月25日 朝日新聞「俳壇」)


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