不作の筍 [食]
稲葉ジャンプ [思]
映画「バトルシップ」 [観]
黒田 VS ダル [観]
祝・トキ二世誕生 [鳥]
朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」 [読]
「世界有数の地震国になぜ50基を超える原発ができたのか。なぜ深刻な事故が想定されなかったのか。事故が起きたとき、なぜ十分な対処ができなかったのか。なぜ住民には情報が届かなかったのか。官僚は、政治は何をしていたのか」(後書きから)。
フクシマについての検証を朝日新聞が連載している。昨年10月に開始され現在も続いているが、その第1部が書籍化された。
プロメテウスとは、ギリシャ神話で、人間に火を与えた神とされる。火によって人類は文明を発達させ遂には原子の火を得たが、それはこれまでの歴史と同じように人間が制御できるものか。
もはや電気なしでは生きていけない私たちはどうすればいいのか。事故処理に当たる作業員の状況、被害者への補償、汚染の未来への影響、雇用や経済への影響、代替エネルギーの開発など知りたいことは山ほどある。続編に期待する。
フクシマについての検証を朝日新聞が連載している。昨年10月に開始され現在も続いているが、その第1部が書籍化された。
プロメテウスとは、ギリシャ神話で、人間に火を与えた神とされる。火によって人類は文明を発達させ遂には原子の火を得たが、それはこれまでの歴史と同じように人間が制御できるものか。
もはや電気なしでは生きていけない私たちはどうすればいいのか。事故処理に当たる作業員の状況、被害者への補償、汚染の未来への影響、雇用や経済への影響、代替エネルギーの開発など知りたいことは山ほどある。続編に期待する。
夏鳥初認 [鳥]
造幣局の桜 [遊]
映画「ジョン・カーター」 [観]
デズモンド・モリス「フクロウ その歴史・文化・生態」 [鳥]
世界には8,000種以上の鳥類がいるとされ、その内フクロウは約200種に分類されている。そして、日本では11種が記録され、私が見たのは未だ2種類に過ぎない(涙)。
本書は、副題が示すとおり、フクロウについての現在の知見が述べられている。フクロウは、その人間に似た顔と夜に活動することから、賢者と悪魔の相反する象徴として扱われてきたという。森林破壊により絶滅が心配され保護活動が進められている中で、未だに開発途上国では邪悪な存在として殺され続けているらしい。信じがたい話だが、これが現実ということなのだろうか。
フクロウは芸術家にも魅力的なものらしく、最古のものはフランスの洞窟で発見された3万年前の壁画だそうで、現在までの絵画や工作品などたくさんの写真が挿入されていてうれしい。
一つだけ不思議なのは、寿命に関する記述がない。一体どういうことなのだろうか。
本書は、副題が示すとおり、フクロウについての現在の知見が述べられている。フクロウは、その人間に似た顔と夜に活動することから、賢者と悪魔の相反する象徴として扱われてきたという。森林破壊により絶滅が心配され保護活動が進められている中で、未だに開発途上国では邪悪な存在として殺され続けているらしい。信じがたい話だが、これが現実ということなのだろうか。
フクロウは芸術家にも魅力的なものらしく、最古のものはフランスの洞窟で発見された3万年前の壁画だそうで、現在までの絵画や工作品などたくさんの写真が挿入されていてうれしい。
一つだけ不思議なのは、寿命に関する記述がない。一体どういうことなのだろうか。